世界のアッチから

馴染みのないところから色々見てみよう、というブログ。かっこよく言うとfrom the other side。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

インド#バラナシ ”酷暑にありてなすことは”

バラナシは暑かった。

具体的に言うと、
チョーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー暑かった。

もうちょっと具体的に言うと、
インドでは5月の北部平野部が最も暑く、観光には適さないとされる。
5月、ヒンドゥスタン平原のど真ん中に位置するバラナシは、
連日45℃越えという、誰とも越えたくない天城越え。

そこに1ヶ月いたということ。

エアコンはもちろんないし、深夜でも暑いから、
24時間常に汗をかいている状態。
当然、汗疹ができる。
そして、悪化する、治らない。

こうなると心身ともに暑さに支配されて、
やることやらないこと全部が暑さ由来。

暑くてできなくなったこと。

まず、観光客の本業である観光。
早朝と夜間のわずかな時間にコソコソッと歩いて、
昼間はダラーと口を開けて宿のファンを見上げるだけ。
そのファンすら停電で毎日止まるからやってられないワ。

そして、半年間毎朝続けてきたヨガ。
これも4月の夜明け直後までしかできなかった。
(それでも汗ダク)

ガートにはためく洗濯物
洗濯物が部屋干しでパリッと乾く世界。
ガンガーで洗った物は臭うだろうけどね。

ガンガーのガートとボート
ザ・バラナシ!て感じの風景。
水辺の写真なのに涼しげじゃない。

ガートの階段
ガート(沐浴場)はみんな石の階段。
だから、暑いっつーの!!


そして…
灼熱地獄だからこそできること。
というか、それくらいしかやりようのないこと。

その1
バングラッシー飲んで引きこもり。

ドロンドロンになって、鉄格子の入った宿の窓からシャバを眺めて、
エヘラエヘラ気の抜けた笑いに沈み込む。

そんな窓辺に浮かび上がった水葬体。

顔を食べる犬

犬がかぶりつく様をかぶりつきで見学。
静かで平和で暑い。

その2
ガンガーシュノーケル。

水道水すらも熱く、お願いしても水シャワーが浴びられない。
でも、目の前にはヒマラヤの冷水が漫々と…
バックパックから水着とシュノーケル(こういうのは持ってるボク)を引っぱり出してダイブ!

水中から見たバラナシ
きもちいー!!!!

ガンガーの水は実際言うほど汚くないし、
マスクが鼻を塞いでるからニオイも感じられない。

水中にはどんなヤバイ代物が見えるか!?と垂直潜行。

under water in Ganga
なんも見えん。
透明度30センチ。

水中が楽しめないので、意外と強い流れに押されながらも対岸まで泳いでみた。

不毛の対岸
なんもない不毛の砂地。足の裏をヤケドした。

さすがに元気なインド人でも、対岸まで泳いで渡る人は珍しいらしい。
上陸してシュノーケルはずしたら、舟で渡って沐浴してるみんなから大歓迎。

対岸の歓声
バカだと思われてるだけかもしんないけど。

その3
夜のガンガーで船上ビール。

夜のガート

ボートを1艘借りて、冷えたビールとお菓子とジョイント持ち込み、
闇夜に浮かぶ聖都を横目にドンチャン騒ぎ。
ガンガーで酒盛りなんて、ヒンドゥ的には絶対やっちゃいけないことなんだけど。
(ボンは可)

その4
暑さのあまり判断力を失って、地獄の散歩。

5月前半のピーク47℃を記録したその時、なぜか散歩してた。
正確な理由は今もって不明。

涼しくて静かなとこで、ジュースでも飲んでボンしたいね。
なんつってフラフラ歩いてたら、サドゥがコイコイと手招き。

ビシュワ・ババの筋肉

爽やかな風が吹き抜ける、河原の東屋。
目の前の菜園から枯れリーフだけを摘んで、質素で美味しいチラム。
土の竈で沸かした甘いチャイ。
小粋なトーク(だったと思う)。

...
こう書くと色々やってる風だけど、
基本的にはなにもしてない日が圧倒的に多い。
それでも長居しちゃった理由は、
バラナシにしか作り出せないハッとしてグーな瞬間。

夜明け、朝、昼、日没、夜と劇的に変化する街の表情。

剃毛少女

ふきだまった祈り

水牛と遊ぶ子供たち

プジャの花吹雪

もう出よう、と列車のチケットを買いに出かけた先で、
不運にも美しい瞬間に遭遇し、そのまま引き返したこともあった。
その数分後には、また暑さに打ちのめされるんだけど。

黄金の朝

それでもやっぱり、
黄金の朝が来る。
スポンサーサイト

テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。