世界のアッチから

馴染みのないところから色々見てみよう、というブログ。かっこよく言うとfrom the other side。

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ポルトガル=スペイン "深夜のテロ騒動"

すでにヨーロッパを後にして、モロッコ入りしているけど、
その前に起こった騒動をひとつレポートします。

3/15(月)20時45分、アフリカに渡るため、
リスボンからスペインのアルヘシラスを目指して夜行バスに乗った。
俺は一番前の席に座り、通路を挟んで同列に若いカップルが乗ってきた。

出発して1時間、停車地でもないところでバスは停ると、
4人の男たちが乗り込んで、すぐに車外へ出た。
すでに満席で乗れなかったのか?と思っていたら、
再び車内に入ってきて、いきなり隣のカップルの男をホールドアップ!

全員があ然とする中、若者は外に連れ出され、
女は男たちになにか懇願しつつ車外へ。

この男たちは私服刑事だった。

カップルが連れ出されたところで、
刑事が二人の荷物と座席付近を徹底的に捜索。
他の乗客にも周囲に心当りのない荷物がないか呼び掛ける。

騒然とする車内で、英語のできる男性が教えてくれたところによると、
連行された若者はテロリストの疑いがあって、警察は銃や爆発物を探しているらしい、とのこと。
刑事はシートカバーの裏や、若者のケータイまでくまなくチェックしているが、
なにも出てくる様子がない。
車外では女が延々と尋問されている。
男の姿が見えないが、おそらくパトカーの中だろう。

1時間後、2人が車内に帰ってきた。
どうやら無実だったらしい。
ようやくみんなの緊張も解けて、バスも出発。

男はアラブ系の若者のようで、
人種のせいでテロリストと間違われてしまったのだろうか?
だとしたら、本人にはとても屈辱的な経験となってしまっただろう。

同情しつつも、バスも揺れに眠けを誘われ、
ウトウトとしていた深夜1時過ぎ、誰かの大声で目が覚めた。

例の若者がケータイで誰かに話している。
むちゃくちゃ大きく、早口で。
犯罪者扱いされた怒りを友人にでもぶつけているのか?
いや、笑ったりもしている。
電話を切ったら、すぐにまた他所にかけ、1時間以上まくしたて続けている。
女の方もケータイで話したり、バリボリお菓子を食べたり、うるさい。

うるさくて眠れないが、誰も注意しない。
スペインやポルトガルでは車内のケータイ利用はマナー違反ではなく、誰でも普通に使っているが、
この時間はさすがにみんな静かにしている。

早口アラビックを聞かされて、すっかり神経が尖って眠れない。
もう、腹がたって仕方がなかった。
こんなバカガキどもがテロなんかできるわけないだろう。
どんな誤報で警察は出動したんだ?

ほとんど睡眠をとれないまま、
早朝のアルヘシラス港に到着。
アラブ系フェリー会社でジブラルタル海峡を渡った。

以上、とんだアッラーの洗礼でした。
写真はビビッて一枚も撮れてないので、今回は文章のみでカンベン。
今いるモロッコはなかなか居心地が良さそうなので、
次は楽しいレポートができると思います!
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ポルトガル#リスボン "川があったら対岸へ"

ポルトガルの首都リスボンにやってきた。

七つの丘を持つ美しい町並みには哀愁が漂い、
私たち日本人にどこか懐かしい安らぎを与えてくれる街、リスボン。

fuckinmonkey
冗談じゃねー。

観光客向けの薄っぺらい美観は大っ嫌いだ。
本当の哀愁ってやつを見てやろうじゃねーの。

別に喧嘩腰で来たわけじゃないんだけども、
この街には以前見た映画"ヴァンダの部屋"の印象が強いだけに、
きれいに取り繕った街には興味がなかった。
ちょっと昔の映画だけど、都市の底辺にある移民街を見ておきたいと思い、探してみた。

映画の舞台となったスラムの名前はFontainhas地区。
地図を見ても見当たらないので、ツーリストインフォメーションで訊いてみると、
スタッフも知らないと言うが、映画の情報から熱心に探してくれた。
おそらくここではないか、という場所へ行ってみた。


happyfamilly

スラムの名残は跡形もなく消え去り、幸せな家族の暮らす清潔な団地街となっている。
暖かな午後の日差しに、木々も人も眩しい。
通行人を何人かつかまえて、ここはフォンテイーニャスか?と聞いてみたけど、
みんな聞いたこともない、って感じで否定する。
本当に知らないんだと思う。

やっぱりこの町じゃないのかなー、とトボトボ歩いてたら、
名残らしきものを見つけた。

beforeafter

インフォメーションのお姉さん曰く、
確かに昔この一帯には貧しい移民が暮らす町がありました。
しかし、再開発によって現在は新しい住宅に新しい豊かな人々が暮らし、
街の名前も変えられているようです。
以前住んでいた人々が、その後どこかに移されたのかどうかはわかりません。

ここで足立区出身者の鼻が効く。

リスボンは大河テージョ川の北岸に位置する都市。
その対岸にもたくさんの人が住んで、首都のベッドタウンとなってる様子。
対岸に行けば、なにか見られるな。
と自称対岸派の俺は船に乗った。

normal

見事な団地&工場街。
有色人種率も一気に高くなる。
足立区そっくりな風景。
写真は、びびって全然撮れなかったけど。

この対岸の街の人々が、かつてのフォンテイーニャスの住民かどうかはわからない。
でも、少しはましな風景が見られてうれしかった。

最後に地元のクラブの様子。
倉庫の内装を整えただけの、もろウェアハウスなクラブで、
ドラムンベースのパーティーが行われていた。

partypeople

みんなやさしくて、俺がひとりで汗だくになってると、
酒とか色々回ってきて楽しかった。

では、素敵なリスボンの旅はここまでとして、
そろそろアフリカ入りします!

lisboachillouttour

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ポルトガル#ポルト "ポルトよいとこ一度はおいで"

カモメとポルト

トラムと旧市街

「暖かい」と「緩い」は
一緒に感じるから、
字も似てるんだなあ。   ぺーる

かなり気持ちがダラけてきました。
スペインのヴィーゴからバスでわずか2時間半、ポルトガルのポルトに入ったら世界が一変。

気候も人も動物もぐっと親しみやすいものになってきた。
写真の海鳥も2メートルくらいの近距離から撮影できている。

観光地として、これほどよい場所はなかなかないと思う。

観光客の目を引く旧市街って、いかにも撮影スポットですよ、と言わんばかりにきれいに澄ましているものだが、
ポルトの旧市街は適度に汚く、生活の恥部がだらっと晒されている。

人は概ね親切でおせっかい。
誰彼ともなく声をかけてくるし、地図見てれば頼んでもいないのに道を教えてくれる。
今日もかなり強面の兄ちゃんたちがガンジャくさい息吐きながら丁寧に道案内してくれた。
(日が暮れると路地のあちこちから匂ってくる。)
だから、小心者の俺もここでは「写真撮らせて」の一言が言える。

幼稚園の子供

洗濯老婆

さらに酒好きにはたまらん要素が。
ポートワインの産地であるポルトにはワイナリーがたくさんあって、
ほとんどが観光客向けに無料のテイスティングを提供している。
今日飲んだのはデザートみたいに甘くて、歩きつかれた体には最高のワインだった。

そこのサラリーマン、次の休暇はポルトがいいですよ。
坂多いから体力いるけどね。

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